ゆかり の「〇〇〇」
市民の声を届け、繋げる 街のリポーター
私が担当している番組の「人ネットワーク」というコーナーは、開局間もない頃から大事にされている名物企画。そのほか、週に4回「いるか号」の中継にも行っています。市民の人に一人でも多く、番組に出演してもらいたい。日常の些細なこと、例えば今好きなことでも、頑張っていることでもいいから、市民の声を届けていきたい…そんな気持ちで日々の放送に臨んでいます。
担当番組の特徴を教えてください。
「オトノハにのせて」はさまざまな方にご出演いただく番組なので、リラックスしてお話していただけるよう、楽しい雰囲気を心掛けています。また、大学では平安文学を専攻していて、それが「平安さんぽ」という人気コーナーになりました。右も左も分からない新人時代に始まった企画ですが、大河ドラマの後押しなどもあり「続きが気になる…!」とリスナーのみなさんからも好評です。
コミュニティFMとしての、FMいるかの役割とは?
他の街で暮らすことなんて考えられないというくらい、とにかく函館が好き。
建物にも、道路にも、観光地でありながら人の生活や息づかいが感じられる、言葉では言い表せられない居心地の良さがあると感じています。人があまり行かないところにもスポットライトを向けること、これもコミュニティFMの大切な役割だと思っています。
誰よりも函館を楽しむ
函館は毎週末、どこかで何かしらのイベントがある街。司会業などで関わらせてもらうことも多いですし、お仕事がない日でも、イベント好き、お出かけ好きな性格なので、番組に出ていただいた方のところには、たとえ合間の時間でもなるべく顔を出すようにしています。
私生活はナマケモノ?
一方で、休みはできれば動きたくない、という一面もあって…グダグダする時間を1秒でも増やすために、一生懸命に動いているという、自分でも矛盾を感じます。実はものすごく夜更かしで、家族が寝静まった後に、撮り溜めているドラマや映画を見るのも楽しみの一つです。
昔も今も変わらないアグレッシブさ
歴史にスポーツ観戦、音楽に映画鑑賞、最近はクラフトビール巡りなど…昔からたくさんの趣味があって「その時間があったら休めるよね」という時間で動いてしまう。特に飲食は、若い頃と変わらないものを同じ量食べたくなってしまうので、要注意です。作り手との距離が近く、想いやストーリー、背景が感じられるとより美味しく感じる…結局は「人」が好きなんですね。
いるかクルー